■2022年03月16日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
クレームが発生しても社員のせいにせず、 お客さまにうそをつかない経営を していこうと決めました。 それからおよそ十年(書籍発行時)。 現在までに約二千件のクレームと出会いました。 社員がお客さまのもとで迷惑行為を行って 謝りに行ったとき、お客さまに厳しく ののしられたこと、社内のトラブルが 間違った形で外部に伝わって、 マスコミに事実関係を取材されたこと、 社員との信頼関係が崩れて、 業務に支障がでるほど一挙に退職願を 出されたことなど、クレームだけでなく さまざまなトラブルが降りかかりました。 そんなときにいつも口にする言葉が、 「さて、これは何のチャンスだろう」 です。 この言葉を口にすると、 どんなにつらい経験も、前向きに 受け止められる気がしてくるのです。 実際、降りかかるクレームは 一切隠さず、反省して感謝野気持ちを 持つようになりました。 (中澤清一/ビルメンテナンス会社経営)
まゆの感想
生きているといろいろなことが、
思いもがけないことがあるものなんだなあ… 何があるかわからないものなんだなあ… 自分だけでなく、日本だけでなく、 世界的にも、とこの頃は実感です。 ただ歴史を振り返れば、 過去にも今と同じような自然災害があり、 病気や戦争で、世界中が震撼した時期があり、 現代にあっても、そういうものは、 繰り返されるのだというのも実感です。 しかし、そのたびに人類は、 それを乗り越えて今があります。 それは、みなが叡智を結集して、 「これはなんとかしよう」 「これをもっとよりよくしていこう」 「チャンスにしていこう」 「こんなことはなくしていこう」 という気持ちがあり、それを 実現してきたからだと思います。 おろおろして立ち止まってばかりせず、 いたずらに暗くならず、落ち込まず、 「さて、これは何のチャンスだろう」 という発想をもち、今できることをしつつ、 この災難に立ち向かっていこうと、 思っているところです。 |
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