■2021年04月05日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「怒り」の感情に悩む人を たくさん見てきて、思うことがあります。 まず、何より、ささいなことで イライラするのは避けた方がいい、と。 小さな怒りでも、毎日のことです。 積み重なれば、人生に大きな影響を与えます。 電車がこない、レジの進みが遅い、 部下が言うことをきかない、 上司は思いつきでばかり発言をする… そういったことに、いちいち腹を 立てていてはまず、自分が疲れます。 さらには、トラブルの発端となったり、 人間関係が壊れる原因になるなど、自分にも まわりの人にも損な結果を招きます。 じゃあ「「怒らない」と決めて過ごせば いいんじゃないか」という人がいますが、 そう単純な話ではありません。 どんなことにも「怒らない」と 決めるとどうなるでしょうか? 「怒りをため込んでしまう」人が多いのです。 すると、自分自身にも多大なる負荷、 ストレスを与えることになります。 結果、体調がすぐれなかったり、うつ病の ような心の病になってしまったりします。
まゆの感想
「怒り」とのつき合い方は、
なかなかに大変ですよね。 「怒り」については、家族、抵抗しない人、 弱い(と思われる)立場の人、もの、 抵抗しない人、環境や状況変化などなどに 発散しやすい傾向にありますが、 それを、あまりに出し過ぎても、 出さな過ぎてもよくない、ということです。 「怒り」は、 「そのやり方では仕事はできません」 「あなたのやり方では、私は振り回されて、 心身共に健康を害します」 「私は辛い、しんどい、苦しい」 という主張や思いを伝える意味もあるので、 過度にならず、適切にきちんと 「怒り」を表現できた方がいいからです。 まずは、自分がどんなときに 「怒り」を覚えるか、 「怒り」にどう対処しているか、 どう反射しているか、 例えば、おさえている、爆発させている、 機嫌が悪くなりものに当たる、などなど、 正直に素直に、自分の「怒り」に 向き合ってみることが大事だそうです。 |
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