■2020年06月08日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
自分の恐怖によって苦痛を大きくさせがちです。 たとえば、先週の月曜からどうも背中が痛いけど、 パンクしたタイヤを取り替えたせいだろう… それとも、絵をかけるために釘を打とうとしたから… あるいは、それこそ歳のせいかもしれない。 いや、もっと考えられるのは、がんだ、 それ以外には考えられない… 私の不運もついにここまで来たのだ… ところがその痛みはすぐに消えてしまう。 しかし、あの痛みから1週間もした頃、目まいがする。 ストレスが原因かもしれないし、中耳炎かもしれない。 ひょっとすると多発性硬化症かもしれない… こうした人々は、自分だけでさんざん考えた末に、 これは脳腫瘍に違いない、と思ったりするのです! このように身体の心配ばかりしていると、 自分の本来の感情から自覚がそれてしまいます。 それは罪悪感がもたらす苦痛に、さらに、 新たな苦痛を付け加えるだけです。
まゆの感想
コロナ禍の中で、
身体に不調を訴えている方が増えているそうです。 うん、そうだろうな、ストレスもたまっているし、 自分だってうつうつしがちだもん、と思います。 友人も、家にいるようになって、 「仕事が減ってから、身体のあちこちのことが 気になるようになり、心配するようになってきた、 今まではそんなことはなかったのに、時間があると、 (自分は)ろくなことを考えない…やれやれ」 とぼやいていました。 と、それはさておき、この本の中では、 心のどこかに罪悪感を持っている人は、 自分の身体のこと、調子がいい悪いにとても敏感、 あるいは、心配になる傾向が強く、実際に 病気にかかりやすくなりがちだそうです。 つまり、罪悪感を感じるのがイヤで、 (自分が悪い、自分のせいかも…と考えることがイヤで) それから避けたり、他人の目をそらすために、 身体のことを誇張する傾向があり、不安を増長させ、 自分で、苦痛をもたらしていることも多いとか。 友人とも、 「身体のことが気になるのは、 今の状況下では仕方ないけど、大げさに考えたり、 小さなことをあれこれ心配するのはよそうね。 それで自分で病気をつくってもね~」 と話しました。 ただ私は、歯が痛くなってきたので、 これは放置できず、明日歯医者さんに行きます。 歯医者嫌いの私にとっては、かなりの不安です(苦笑) でも、治せるものは治さないとね。 |
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