■2020年06月10日の「今日のことば」■

「今日のことば」

人生には「もうイヤだ」と
感じる悩みや苦しみがある。
そうしたものに遭遇するたびに、
自分では、どうしようもないと感じて、
さらに気持ちが重くなる。

ところが、ほんとうに自分では
どうしようもないのかと言えば、
実はそうでもないのだ。
人間はほんとうに意外な力を持っている。
それは、本人が考えている程度のものではなく、
それ以上の力である場合が多い。（略）

自分の力を過信しすぎてはいけないが、
過小評価しすぎてもいけない。
つらいことがあっても、もうダメだと
さじを投げるのではなく、自分は、
乗り切れるはずだと希望を持つことだ。
それが、自分を「もうイヤだ」という状況から、
解放するための方法ではないかと思う。

		出典元	会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	斎藤 茂太

まゆの感想

斎藤先生は、

人間は普段自分が持っている力の
１０％くらいしか使っていない。しかし、
「自分はやれる」「自分なら乗り越えられる」
などの暗示などによって２０％くらい使えるようになる。
すると、今の倍くらいのパワーがでることになる。

反面、あれがイヤだ、これがイヤだ、と言っていると、
力がそがれ、力がはいらず、気持ちも上向きにならない。
それだと、ずっと辛い気持ちを持ち続けていくことになる。
自分を過小評価して生きていくことになる。
過信はいけないけれども、過小評価もいけない、
と言っておられます。

そして、
「もっと自分を信じて生きても大丈夫。
　だって今までも乗り越えてきたのだから」
とも。

後ろ向きの気持ちをいったん脇において、
自分に前向きな暗示どんどんかけていきましょう～