ことば探し
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■2019年12月03日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

私が好きな映画の1つに「ヤング@ハート」と
いうドキュメンタリー映画があります。

アメリカ、マサチューセッツ州の小さな町の
コーラスグループの話で、メンバーの平均年齢が
80歳のおじいちゃん、おばあちゃんたちが主人公です。
元プロもいれば、初めてステージに立つ人もいる。
共通しているのはみんな音楽が大好きなこと。
その人たちが、練習を重ねて、それのノリのいい
ロックンロールをコンサートで披露しているのです。
人気があって、アメリカ国内だけではなく、
海外にまで呼ばれて公演に行くほどです。

しかし高齢者ばかりですから、旅の途中で体調を崩し、
亡くなってしまう人もいます。
それが少しも暗くない。逝ってしまった仲間たちも、
空から見守ってくれているはずだと、落ち込まず、
明るくステージに立って、満面の笑みで歌うのです。

インタビューのなかで語るメンバーの女性の言葉が
胸に染みこんできます。
「私が逝っても、歌を続けてほしい。
 七色の虹に腰かけて、あなた立ちを見守っているから」
七色の虹から見守っているとは、
なんと小粋なフレーズでしょう。

最後まで明るく、自分を生きる。
自立した人生の最終章を送る。
自分が精いっぱいやっていることが、人を喜ばせたり、
人の役に立ったりすることで、生きる喜びが二重、
三重になっている好例だと思います。
まさに命が輝いているという感じの映画です。



出典元 こうして死ねたら悔いはない
おすすめ度 ★★★★★  ※おすすめ度について
著者名 石飛 幸三

まゆの感想
私も見ましたが、仲間といっしょに、
こんな生き方ができたら、いいなあと思いました。
看取りの医師である石飛さんは、こう言います。

「真剣に何かに取り組めるものを持っていると、
 精神的にいかに大きな支えになるかということです。
 やはり、生き甲斐を持って、邁進するということが、
 上手な生き方の知恵であり、後悔のない
 上手な死に方をするための知恵です。

 良寛さんが手紙のなかで書いた一節に、
 「死ぬ時節には、死ぬがよく候」
 というのがあります。
 全力で生きていれば、死が近づいても怖くない。
 
 悔いなく生きることができ、いよいよガタがきがら、
 それが病気であれ、老いであれ、
 「いい人生だった。この人生、これでよしとしようか」
 と幕を引く。
 そうやってすっきりさわやかに、
 明るく人生を終わっていきたいものです」

自分の人生の終末は、どうなるかわかりません。
あるとき突然かもしれませんし、切ないことに、
ベッドに寝たきりかもしれません…
思い通りにはいかないものだと思います。

だからこそ、今、悔いを残さないように、
自分のやりたいことをやって、仮にどうなっても、
明るく人生を終わりたいものだと、
心から、私もそう思います。

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