■2019年06月25日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
たとえば、みなさんの体の筋肉量を「車の排気量」に 置き換えて、疲労の問題を考えてみましょう。 20代のときは5000ccの排気量があったとします。 それだけ馬力があれば、多少無理してガンガン走っても へこたれません。ところが、この排気量が、 30代になると4000cc、40代になると3000cc、 50代で2000cc、60代で1000ccに 落ちてくるとしたら、どうなると思いますか? それだけ排気量が違うと、同じ仕事をするにしても 疲れ方が違ってきますね。(略) 要するに、年々排気量(筋肉量)が落ちてきているにも かかわらず、以前と同じ仕事量をしていれば、 疲れてしまうのは当然なのですね。 その日の疲れを翌日に持ち越すようになったり、たまに ハードに動くとヘトヘトに疲れてしまったり、徹夜した翌日は、 使い物にならなかったり…中年以降にこうした衰えを 自覚するのには、こうした理由があったわけです。 もし、こうした「疲れを貯めやすい状況」を変えたいのであれば、 少ない排気量でも済むように活動量のレベルを引き下げるか、 それとも筋肉量をつけて排気量を引き上げていくしかありません。 それなら、日々筋トレに励むしかないのです。 筋トレを継続して筋肉がついてくると、着実に 「疲れ方」がそれまでとは違ってくるのです。
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