■2019年06月19日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
脳は基本的に、自分についてふりかえることで 前向きになるようにできています。 そのさい、たんにポジティブに想像するのではなく、 現実的な困難についてもきちんと考慮するほうが、 行動力につながり、目標を達成できることがわかってきました。 しかもしれは、ちょっと悲しい気分のときのほうが うまくいく、というのです。 (ニューヨーク大学 がぶりエレ・エッティンゲンらの研究) 人生を前に進めるためには、苦しい気持ちを あるていど背負う必要があるのだと思います。 そのために、私たちは物語を必要とするのでしょう。 だれかががんばっている姿を見て、 「自分もやらねば」と思ったなら、それが自分の物語です。 若い皆さんへ、前向きになる秘訣をひとつあげれば、 「そうなりたい」と憧れる存在をもつことかもしれません。 そういう対象との出会いが、自分を前に引っ張ってくれるはずです。
まゆの感想
この本は、研究や調査などでわかってきた人間心理について
まとめられている本ですが、こんなこともわかってきたようです。 「脳には前向きと後ろ向きの両方の性質があり、 前向きな心が後ろ向きな心を少し上回るあたりで、 うまくバランスをとっている」 「脳を後ろ向きにする二大要因は、人間関係と疲労」 「私たちの脳は、人から疎外されることに敏感。 その弱さを補うように、人は生まれたときから、 お互いに信頼する力をもっている。 多くの場面で、「人は裏切るものだ」という気持ちより、 「お互いに協力できるだろう」という期待を優先しやすい。 裏切られるリスクはあるものの、これが豊かな社会をつくる 基本になっている」 人間は、前を向いていくのが自然なようだ、ということです。 ふだん後ろ向きな人は、どうか自分のなかにある前向きさを 大切にすることが、逆に、ふだん前向きな人は、 後ろ向きな徴候に注意しつつ、前にすすむとよいようです。 自分の中の前向きな気持ち、大切にしていきましょう~ |
|