■2019年06月17日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
従来の栄養療法では、栄養は病気の治療を 支える補助と考えられていました。 しかし、うつ病の治療においては、 栄養療法が治療の主役になることもあります。 うつ病の原因が鉄欠乏症であったり、 タンパク質の欠乏であったり、うつ病の素地として ビタミンB6やナイアシンなどの先天的な不足があったりと、 うつ病と栄養は密接な関係にあります。 しがって、これからの医学の世界においては、 栄養療法の占める割合が大幅に増すことは確実でしょう。
まゆの感想
詳細は、上記の本を読んでいただきたいのですが、
うつ病や精神疾患も、栄養との関連がわかってきているそうです。 例えば、 ○疲労、不眠、うつ状態を招く「隠れ鉄欠乏」 うつ状態に加えて、 ・肌荒れ、口内炎など皮膚、粘膜のトラブルが多い ・寝付きが悪い、夜中や朝方に目覚めて眠れない ・皮膚によくアザができる ・立ちくらみ、めまいがよく起こる ・筋力が低下し、階段の上り下り、荷物の持ち運びがつらい ・夕方~夜に疲れが出て動けなくなることがある ・月経量が多い などの症状があるなら、隠れ鉄欠乏かもしれないということです。 また、鉄は、免疫力維持にも関連しているので、免疫力が低下し、 感染しやすくなって、化膿しやすく、治りにくくもなるそうです。 ○気分を調整するアミノ3兄弟「チロシン、タウリン、5HTP」 神経伝達物質の材料はアミノ酸で、食事で摂ったタンパク質は 胃や腸で消化されてアミノ酸となって吸収され、体内に入り、 身体のすみずみに影響を与えるそうです。 上手に摂るには、牛肉、豚肉の赤身を中心として、足りない分を 卵、鶏肉、魚介、大豆製品で補い、さらに足りないようなら、 ピュアプロテイン(サプリメント)で補うとよいそうです。 ○こころを整える「ナイアシン」 「ナイアシン」(西洋薬、漢方薬でとる)は、500種以上の 酵素の働きを助け、代謝の半分近くに関わっている栄養素で、 脳神経系で働く酵素の多くにナイアシンが関わっているそうです。 人間は生きていると、 約70トンもの食べ物飲み物を摂るそうで、 必要な栄養を摂ることはとても大切だそうです。 私はときどき、うつ的な症状が現れるときがありますが、 この頃は、そんなとき栄養状態を見直していますが、 必要な栄養素を摂ると、落ち着けるように思います。 |
|