■2016年12月06日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
相手の気持ちを気にかけること自体は、 思いやりがある行動で、人とのかかわりが薄い現代では とても貴重な能力です。 でも、何ごとにも限度があります。 必要以上に人がどう思っているかばかり気にすると、 自分が思っていることやしたいこともできず、 ストレスが蓄積し、心のバランスを失ってしまうこともあります。 顔色を窺ってばかりいる人と一緒にいても、 こちらも気を遣いすぎてしまい、よい関係は築けないものです。 人の顔色を窺うという行為は、 他人の評価に従って行動するということです。 他人の評価に振り回されているわけです。 どんな評価基準を持っているかは、これまで生きてきた 環境によって異なります。さらに、ものごとに対して どう思うかも、過去経験が大きく影響します。(略) 人の数だけ評価の基準があります。 人がどう思うかは、しょせん本人にしかわからないことなのです。 だから、人がどう思うかを過剰に気にすることは、 不毛な行為なのです。 ある程度、自分は自分、人は人と割り切って、 自分自身の評価軸に沿って生きられるようになりたいものです。
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