■2014年05月08日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
念を継がない…何かを思っても発展させない。
「念起こる、これ病なり。継がざる、これ薬なり」 とも言いますし、 「思うて詮なきことは思わず」も同じような言葉です。 つまり、何かをふっと思っても、その考えを発展させないで、 そこで止めておくということです。(略) たとえば、子どものときにいじめられた思い出があるとしましょう。 これを思い出したときに、 「あのときに学校の先生は何もしてくれなかったな」とか、 「それだけではない、先生はむしろいじめたほうの味方をして、 「いじめられるお前にも落ち度があるだろう」と言っていた。 あんな嫌な先生はいなかった」などと発展させ、 「一緒に遊んでいたG君もこちらの肩を持ってくれなかった、 だから他人は信用できないのだ」となります。 その上、 「信用できないと言えば、この間のAの態度はどうだ… 会社の旅行を一緒に企画することになっていたのに、 自分でどんどん進めてしまった。本当に信用できないヤツだ」 などと、話しは次から次に嫌なほうに進んでしまいます。 その結果、イライラしたり、昔関係をもった人を憎んだりし、 最後には疲れ切ってしまうのです。 これはすべて、最初思い出したときに、それ以上話しを 発展させない、念を継がないということをしないのが原因です。 死、孤独、生きがい、幸福などという重要なことは、 考えて結論が出るものではないのです。 むしろ考えることで、心が苦しくなります。 このような人生の重要問題は「思うて詮なきこと」なのです。>
【マサ】 女性 41歳 2014年05月08日20時21分
確かに嫌な考えは増やしたくないですよね。 考えても、それがあってるとは限らないし。 私はある程度考えて文章に書き出したら、ムリヤリにでも 切り替えるようにしています(笑) |
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