■2025年09月12日の「今日のことば」■
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≪お知らせ≫
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「物質への依存」とは、アルコールや薬物などの
精神に依存する物質を原因とする依存症状のことを指し、 「プロセスへの依存」とは、物質ではなく、 ギャンブルなどの特定の行為や過程に必要以上に熱中し、 のめり込んでしまう症状のことを指し、SNS上で 「許せない」という怒りを燃やして攻撃的な投稿が やめられない、似た者同士で叩き合うことがやめられない、 という状況は、このプロセス依存に該当するそうです。 そうか、依存症か… SNS上で執拗な言動を繰り返す人がいるけど、 依存症という見方もあるのだと実感しました。 そして、この本では、さらにこう言っています。 「他人から注意されればやめられる、という段階であれば まだ健康と言えるが、注意に対して反発する、 暴言を吐いたりする、心身の健康や人間関係に 問題が生じていることを認めないようになったら、 自分の欲求や行動を制御できない状態になっている 可能性がある。 そこから一気に「やめたくてもやめられない」 依存に陥ってしまう危険性がある。 そもそも依存症の人には、自分が依存症という病を 抱えている自覚=認識がないことが多い。 依存症は、「治りたくない病」「否認の病」 と呼ばれている。(略) 依存症は、 「本人が困るよりも先に周囲が困る病」と言われている。 (その依存症に対して) 依存症の原因となる物質やプロセスに対して 法的な規制や使用制限をかけるだけでは解決できない。 今、必要なことは、私たち一人ひとりが依存に対する リスクの高低を自覚して、依存リスクのある物質や プロセスとの付き合い方を管理すること、そして、 依存症の発症初期の段階で適切に対処できる 仕組みをつくることだ。 依存の人は、威圧的かつ攻撃的な言動で周囲に 迷惑をかけてばかりの「困った人」に見えるが、 実際は、本人自身が「困っている人」である場合が多い。 困っている人を素早く支援につなぐことができれば、 困っている本人だけではなく、困らされている 周囲の人にとっても、大きな救いになるはずだ」 |
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