■2025年07月10日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
![]() 相手を人間として尊重するなら、 「ほめる」ことよりむしろ 「認める」ことがたいせつなのである。 認めるとは、 相手の貢献や成長、優れたところを 本人に自覚させることであり、 その役割は、鏡にたとえられる。 したがって、上司や親、教師は自分自身が 鏡にならなくても(直接認めてやらなくても) いろいろな鏡を用意してやればよいわけである。 そうすれば、露骨にアメ(ほめること)や ムチ(しかること)を使わなくても、 人間は自分の中に内蔵されたエンジンによって 自発的に努力し、成長するようになる。 ほめたり、しかったりするにしても、 動物レベルの強化ではなく、人間特有の欲求や 心理に照準をあわせ、「考える動物」として 扱わなければならない。
|
![]() |
|