■2025年03月24日の「今日のことば」■
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![]() 不公平感が募ると、妬みの感情が起こります。 「妬み」とは自分も手に入れたいけれども、 叶わないことや環境などを 相手がもっていることに対する不快感のことです。 「妬ましくてたまらない!」 と感じるたびに、そんな自分に、嫌悪感や 罪悪感すら覚えてしまうこともあるでしょう。 こんな感情はなくしてしまいたいと 思うこともあるでしょう。 しかし、存在するということは、 それだけ重要な感情だということです。 「なぜ私は今この感情をもったのだろう」 「この感情は大事なものかもしれない」 と考え、その気持ちをしっかりかみしめることで、 大きな気づきにもつながります。 なぜなら、その妬みの感情の中には、 自分が本当に望んでいるものが映っているからです(略) 何が妬ましいのか考え、煮詰めることで、 本当に自分が欲しいものが何か、 よくわかることでしょう。 自分に足りないもの、どうしても手に入れたいものの ヒントが隠されているかもしれないのです。
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自分の中に、誰かに対しての
「妬み」の感情があるかどうか、 その自覚があるかどうか、またその「妬み」の強弱は、 人それぞれと思いますが、「妬み」の感情を うちに秘めて持っている人は、多いように思います。 何がそんなに「妬ましいのか?」 お金を持ってる?地位が高い?恵まれている? 顔がいい?スタイルがいい?頭がいい? 仕事ができる?よい学校を出ている? 誰かに可愛がられてる?愛されている? 家柄(親)がいい?よい家に住んでいる? 人気がある?信頼度が高い?才能がある? 人間づきあいが上手?世渡り上手? etc.etc. 妬ましい内容は、人それぞれですが、 それらを妬ましいと思うと何とかしたくなりがちです。 足を引っ張ったり、引きずりおろしたくなったり… 意地悪してみたり、いやがらせをしたり…いろいろね。 そのせいで、嫌悪感を持ったり、自滅したりもね。 この本では、そんなことをぐじぐじとしているより、 「自分が感じている妬みを自覚し、整理し、 自分がその人よりどうなれば満足できるのか、 どうしたらその人を超えられるのか」 を考えて、その方向に努力をしたほうが、 建設的だし、妬みを超えられると言っています。 ごもっともです… そうわかっていても、そうなかなかできないのが、 人間ですが、本当にそうできるといいですね… そうしていきたいですよね… |
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