■2023年12月14日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「千里の道も一歩から始まる」 と言われて、これを否定する人はいない。 千里という距離が一歩の積み重ねであることは 厳然たる事実であるからだ。 だが、一歩を踏み出したからといって、 誰もが千里に達するとは限らない。(略) ここに、言い換えのヒントがある。 すなわち、「千里」や「大河も一滴から」 など、最初にとてつもないビッグなものを 引き合いに出し、後から 「千里→一歩」「大河→一滴」と 言い換えることによって相手の錯覚を誘い、 説き伏せるのだ。 子供に勉強させようとするなら、 「やればできる」 とストレートに励ますより、 「ノーベル物理学賞をもらった××先生だって 算数は1+1=2から勉強したんだよ」 と話して聞かせたほうが説得力がある。 「全日本で優勝した○○選手だって、 白帯から始めたんだ」 と、私は主宰する空手道場で子供たちに言う。 あるいは、 「社長だって、入社したときは、 一介の新人に過ぎなかった」 と言って励ませば、 「よし、俺だって!」 と新入社員はファイトを燃やすだろう。
まゆの感想
うんうん、確かにそれ言われればそうだ、
なんて思ってしまう言い換えですね~ 以前、習い事を始めたとき、 あまりうまくできなくて、 「なんだかうまくできなくて…すいません」 と、言ったら、先生が、 「あら、最初から上手い人なんていないのよ。 最初は誰も初心者でへたっぴいから入るの。 私もここまでくるまで、 30年かかっているのよ。 最初からみんな上手にできたら、 私が困っちゃうわ(笑) 誰も続けて習いに来ないでしょうし。 最初は誰も一歩からで、その積み重ね。 ともかく踏み出すことが大事。 そして、継続」 というようなことを言われて (と記憶している) その習い事を続ける事ができて、今現在、 それを仕事に生かすことができています。 なんでも誰でも、最初は初めてだし、 一歩だし、一滴だし、小さいしね、 大きなことも、まずは1からだし、 まずは、踏み出さねばね。 |
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