■2023年10月01日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「せまいセンス」でも、 それを軸に仕事をすることはできる。 ものすごく狭い分野で 豊富な知識を持っている人のなかにも、 センスのいい人は存在します。 「鉄道にものすごく詳しい」 「海の生物ならなんでも知っている」 という人たちです。 このタイプの人はしばしば、 「センスがない」と見なされますし、 自分でもセンスがあると 自覚していないことがほとんどです。 僕に言わせると、 これは実にもったいないことです。 狭い分野で豊富な知識を持っている人は、 すべての事象を自分の得意分野と 結びつけることができる、そんな 特異なセンスの持ち主なのですから(略) 多くの人はセンスがないのではなく、 センスが活用できていないだけです。 センスを磨くには、センスを活用する技術を 持つことも大切なのではないでしょうか。 その商品なり企業のセンスアップを はかっていくとき、自分がとても好きなこと すなわち自分が持っている最大の武器を 使うということも、センスで仕事力を 向上させる手法のひとつです。 得意分野があるなら、なんでも 得意分野に持っていってみましょう。
まゆの感想
水野さんは、
たとえば、海の生物にとてつもなく 詳しい人がお菓子メーカーに勤めていたら、 「海の生物物語といえば「スイミー」が 有名ですが、小さなつぶつぶのチョコが いっぱい入っている「チョコベビー」に 1個だけ赤いチョコをいれたものを売り出し、 「スイミー」と名付けたらどうでしょうか」 というように、その人にしかできない発想が たくさんできるはずだと言っています。 そして、仮に、 「お前、またそれか」と言われても、 自分の得意分野から考えてみて 自分の得意分野の土俵に持っていくほうが、 うんうんとどうするか悩でいるより、 仕事が楽しくなるし、効率もよいと。 もちろん、専門性が非常に高い企画は、 採用されにくいかもしれませんが、いつか、 何かのきっかけで引き出され、活用される 可能性が大きいということです。 おそらく印象に残ることも多いでしょうしね。 知り合いが、ステップアップの売込みで 自分のHPをつくることになり、 どんな内容にするか迷って悩んでいましたが、 自分が得意で好きなものをテーマにしたら、 いろいろなことが浮かんできて、 構成がすぐにわき、悩まずにできたと 言っていました。 カッコつけてむずかしいテーマや あまり詳しくないことに取り組むより、 自分が好きなことや詳しいことにしたほうが、 取り組みやすいし、今もこれから先も、 無理なく、辛くなく、なにより、 楽しくできるように思います。 得意分野を持っている人は、 せっかくだし、すごいことなので、 最大限活用していきましょう~ |
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