■2022年05月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
おとなが子どもたちを見る態度も
変化してきました。 あたたかく見守るという視線から、 なにか悪いことをする兆候がないか監視する視線 どの子が優秀でどの子がそうでないかを比較し 選別する視線へ、です。 その視線のなかでとくに見られることになるのは 優等生と非行少年です。 そういう意味ではどちらも「スター」なのです。 しかし、どちらにもなれない子どもは、 目立たない子とされ、人から見られる経験もなく 見るだけの人になってしまいます。(略) そのひとつの帰結は、 「自分は不当に世間から見捨てられていると いう精神的飢餓感」を持つ人の増加です。 「目立たない人」が起こした凶悪犯罪と いうのもしばしばなされます。
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