■2021年06月10日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
![]() 言い方で損をしている例。 たとえば来店されたお客様との会話。 誰もが知っている高級ブランド。 人気の柄の商品を探していたとします。 お客様 「動物柄のポーチが欲しいんですけど」 店員 「アフリカーナでございますね」 お店の人に悪気はなくても、これでは 「あなた、そんなことも知らないの?」と 言われた気分になるお客様もいるでしょう。 マニュアル通りな印象にもなります。 「動物柄の…」と言われたら、 「動物柄のポーチですね。こちらが…」 と、相手の言葉を使いましょう。 自分が使った言葉は耳にも入りやすいし、 何より 「この人は私の話をきちんと 聴いてくれている」 と感じていただけるはずです。 この〝聴いてくれた〟という小さな安心感が 信頼関係を築く第一歩。 信頼関係を築けば、リピーターに なってくれたかもしれない新規のお客様。 たったひと言で、その心をつかみ損ねたと すれば、これは大きな損失です。
![]()
たったひと言で信頼関係を築けることも、
信頼関係を失ってしまうこともあります。 「言い方ひとつ」と「聞き方ひとつ」 これは、大事なポイントだと思います。 先日、役所に問合せし、 関係部署と思われる部署に 電話をつないでもらい、 「○○の件で質問がありまして…」 と事情を話しましたら、電話に出た方は、 「ああ、そうなんですか… で、どうしますか?」 といった反応で、 「この人、こちらの話わかっているのかな?」 と感じ、再度話をし、部署内の担当者に つないでもらいました。 すると、同じ話をしたのに、 「あ、○○の件ですね、わかりました。 おそらく△△の事情からと思われますが、 こちらで調べて連絡します」 という反応でした。 仮に、同じ関係部署内で、 詳しいことがわからなくても、最初の方が、 「ああ、そうなんですか。 それでは、○○についてもっと 詳しい者に電話をつなぎますね」 と言ってくれたら、無駄も省けたのになあ、 と感じました。 相手の言葉を使うこと、 相手の言葉に反応すること、 相手の話をきちんと聞くこと、 すると、こちらの気持ちが随分違うものだと、 実感した最近の例でした。 |
![]() |
|