■2021年05月13日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
居心地のいい巣に住みたければ、 社会がよき方向に変わっていくように、 「蟷螂の斧(とうろうのおの)」でも いいから一生懸命に振るって、自分で かかわっていくことが大事だと思います。 与謝野晶子は、 社会は大きな殿堂のようなものだけど、 そこに自分が黄金のクギを1本でも打てれば 私の人生はよしとしよう、というような 歌を詠んだんですよ。 「劫初(ごうしょ)より作りいとなむ 殿堂にわれも黄金の釘一つ打つ」 だったかな。 そういう、社会に対する謙虚だけど 確かな取り組みの意欲みたいなものは、 とても大事です。 子どもや愛する人、 後にくる若い世代に対して ネガティブな負債ではなく、 ポジティブなギフトを残していきたい、 という思いは、その人を 健全な方向に導いていきますよ。
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