■2019年09月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人間は、自動車のガソリンに相当する エネルギー(気)を自分でつくり出さなくてはいけません。 しかし50代からは、もともと備わっている エネルギー(腎気)が減っていたり、 胃腸の働きが老化することで食べ物から得るエネルギーが 吸収しにくい状態になっていきます。 そのため、それまでどんなに胃腸が丈夫だった人でも、 加齢とともにカラダにとって必要かつ十分なエネルギーが 供給できていない「虚」の状態に移行していくのです。 胃腸の老化が顕著でない40代までなら、疲れすぎて 一時的にガス欠状態になったとしても、休息をとって、 胃腸を休め、栄養が吸収できる状態になれば、 ガス欠状態は改善されていきます。 しかし、胃腸の働きが悪くなってくる50代からは、 ガス欠状態がだんだんと慢性化します。(略) しかし、「年を重ねるごとに虚弱になってしまう…」 と、悲観的になる必要はありません。 ガス欠車は、ガソリンスタンドに行ってガソリンを 注入してもらえばすぐに走ることができるように、 カラダのガス欠状態にも解決方法があります。 「だるい」「疲れやすい」といったガス欠状態の カラダから発せられる信号が赤信号になる前に、 虚の状態をおぎなって、日常生活に 支障をきたさないようにすればいいのです。
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