■2018年07月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
ラッコは、お気に入りの石をなくすと、 ごはんが食べられなくなる。 ラッコは貝を食べるとき、おなかの上に石を置き、 そこに貝をガンガンとたたきつけてわります。 このときに使う石はなんでもいいわけではありません。 それぞれお気に入りの石があるのです。 そして、一度お気に入りを決めたら、ずっと使い続けます。 石は岸辺にかくすこともありますが、 たいていはポケットのようになっているわきの下にいれて 持ち運ぶほどの熱の入れようです。 そんな宝物石なので、もしもなくしてしまったり、 ぬすまれてしまったら大変。 新たな理想の石が見つかるまでうまく貝をわれずに、 食事も満足にできなくなってしまうこともあるようです。
まゆの感想
あらら、ラッコにも守る物があったんだ~
なんてけなげなで可愛い~なんて思いました(笑) そして、最初の石はどのようにして見つけるんだろう、などとも。 この本には、こんな動物たちの知られざる一面が書かれていますが、 以下のカバの話も笑いました。 「「カバはうんこを道しるべにする」 カバは、夜になると川から出て数キロはなれた場所まで 草を食べに行きます。 しかし、超お肌が弱く、夜明けまでにもどらないと、 日の光でやけどしてしまいます。 そこでたよりになるのがうんこです。 カバはうんこするとき、たびたび高速でしっぽをふって まき散らします。こうしてにおいを残すことで、 帰り道に迷わないようにしているのです。 童話「ヘンゼルとグレーテル」では、 帰り道の目印にまいたパンくずが小鳥に食べられて 帰れなくなってしまいましたが、うんこなら ほかの生き物に食べられる心配がすくないので安心です」 へえ~、そうなんだ~、あれれ~などと楽しく、 あっという間に読め、その後、誰かに話したくなる話が いっぱい書かれているので、読んでみてください。 楽しいですよ~ 最初は、第一弾の 「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」 から読むことおすすめ、かな。 |
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