■2018年06月05日の「今日のことば」■
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![]() 「前提」に気づけば「視点」「行動」が変わる。 わかっているはずだけど、 あるいはわかっていなくては困るのに 意外にしっかりと「共有」されていないのが、 企業における前提ではないでしょうか。 時間がないから、あるいはいつまでも「目的は」などと やっていると他の人に迷惑がかかるからといって、 「前提」をはっきりさせておかなかったために、 とんでもないどんでん返しが起きたり、 あとになって後悔したことはありませんか? これは議論の場合だけでなく、チームで行動したり、 立てた戦略をさまざまな現場で実行したりするときも、 「ボタンのかけ違い」として起こります。 「前提」は、はっきりと理屈では説明されないことが多いため、 さまざまな意見が交錯、対立しやすく、突き詰めるよりは 「まあまあこれくらいで」となりがちです。 組織の中では、ともすると本当は了解したいないのに、 「暗黙の了解」ができあがっていたりします。 本来は前提をはっきりさせ、共有化することが きわめて重要であるにもかかわらず、 「次の本題」に入ってしまうことが多いのです。(略) どんなに考えてもいい解決案が思いつかないとか、 やってもやっても失敗ばかりだという閉塞感を感じている方が いるとすれば「起点」「前提」をもう一度見直してみては どうでしょうか。
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しっかり「前提」を話すこと、「前提」を共有することは、
仕事をする上で、当然ながらとても大事なことだそうです。 しかし日本人は、みんな「もうわかっているはず」との 暗黙の了解も多く、「前提」をはしょられることが多いようです。 しかし、長く会社にいる方々には、当然過ぎることでも、 新しく入ったり、仕事が変わったり、年齢や環境が違えば、 「前提」が全く違うことは多々あります。 同じクライアント対応でも、 ある部署では、とにかくスピードが早いことが前提、 ある部署では、スピードより間違いがないことが前提、 などと、違っていたりします。 すると仕事をしていても、何か求められていることが違う、 と感じられてきます。 そして、大分たってから「前提が違っていた」と気づき、 そのときに、やり方が違っていたことがわかることもあります。 このことは、ビジネスだけでなく、 どんな人間関係にもあることのように思います。 たとえば、Aさんは、友人同士が気持ちよく過ごすため、 コミュニケーションが大事という前提のもと、 ゆっくりとコミュニケーションに時間をかけます。 一方、Bさんは、楽しく時間を過ごすことが大事という前提で、 面倒くさいことは避けて、楽しい時間を過ごしたいと考えています。 AさんもBさんも友人同士の関係を大切に思っていますが、 Aさんは、Bさんのやり方は短絡的過ぎて、一方的だから、 もっと意見を聞いてほしい、と思うし、 Bさんは、Aさんのやり方を、面倒でまどろっこしいし、 しつこい、もっとさらっとしたほうがいい、などと、 互いに不満を持ってしまいます。 こんな時、たとえば「これからも楽しく友人関係を続けていく」 という前提を確認し合いつつ、話し合ってみると、 両者が受け入れられるやり方がみつかったりします。 何かがどうもうまく通じない、なんかどっかズレている、 などと感じるときには、「前提」を見直してみるといいかも。 そもそも「前提」そのものが違っているかもしれませんからね。 いちいち「前提」確認するのは面倒ですけど、 これをしておかなかったばかりに、話がまとまらず、 誤解されるなんてこともあるので、わかっているはず、 などと勝手に思わず、確認せねばな、と思ったしだいです。 |
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