■2018年03月16日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「オレには才能がない」 「自分には向いていない」 「こんなことをしたって成功できるのはほんの一握りの天才だけ」 でも、これらの言葉の裏にある本音は、次のようなものです。 「自分には才能がないと認めることがこわい」 「才能がないと認める前に、言い訳したほうが気が楽だ」 「やってみて、失敗したらどうしよう」 自分に自信がないと、 何かを経験して努力することが苦手になります。 「継続は力なり」と思っていても、「どうせ、やるだけムダだ」 という考えの方が勝ってしまうからです。 なかったことにしてしまえば、 「自分には才能がない」と認めずにすむからです。 何をするにもこの調子では、 どんなに素晴らしい才能を秘めていたとしても、 才能が開花する前に、それまで注いだ努力も水の泡です。 何かを習得するとき、あっという間にできてしまう人もいれば、 長い時間をかけてコツコツと身につけていく人もいます。 「私はあっという間にできてしまう天才型ではないから、 これ以上努力したってムダではないか」 そんな理由であきらめてしまったとしたら、 一生かかっても、何一つ習得することはできません。
まゆの感想
才能が開花できるのは、
「才能」+「努力(鍛錬)」+「時期(タイミング)」の 3つが揃ったときで、何か一つがかけると、 開花しなかったり、開花に時間がかかることが多いそうです。 そして、この中の自分でコントロールできるのが、 「努力(鍛錬)」で、これがもっとも大切だということです。 他の二つは、運的なこともありますが、 「努力(鍛錬)」は自発的にできることですし、 自発的にしていかないと続かないものですから、 自分がいろいろな意味で、試される場ともなります。 平昌オリンピックで銀メダルのフィギュアスケートの 宇野選手は、周りの選手はどんどんできていくのに、 3回転ジャンプが何年間も習得できなかったそうです。 そのために、人より以上の練習をし、方法を考え工夫して、 身につけていったそうです。 だから、生まれ持った才能より、努力する才能がすごいと、 周囲が語っているそうです。 自分には才能がないから、何をやってもダメと思っても、 3年コツコツやっていると、3年後はやっていなかった人との 差が大きく開いていることに気がつくでしょう。 もちろん、あっという間にできてしまう人もいます。 それは、そんな人もいるということで、 自分の才能は「努力できること」と割り切って、 自分なりの才能開花を目指していきましょう。 「オレ(私)には、どうせ才能ないから」 なんて、自分で自分を見下す判断をせずに。 |
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