ことば探し
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■2017年04月25日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

人間の一生の間で一番よく笑う時期というのは、
子どもであり、若いときである。
高齢化していくと、笑いが減ると言われるが、これは
パイソシエーションが苦手となってくるからと考えられる。

固定観念に縛られることが少ないと、
笑いが起こりやすいが、その逆についてはどうなのか?
つまり、大いに笑ってみると、
固定観念から抜け出られるかどうかである。
大いに笑うと、笑う前の自分と笑った後の自分とでは、
何がしかの変化を起こしているかどうか。

笑うという行為自体は、笑っている間は、
笑いに集中させ、他に何も考えさせない、
つまり雑念を思い浮かばせないという効果がある。
そのことゆえに、笑うことによって、
先にあった固定観念から、一時的にしろ解放される。
その解放がゆとりをもたらし、パイソシエーションを可能にし、
創造性に寄与することになると考えられる。



出典元 笑い学のすすめ
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 井上 宏

まゆの感想
小さな子どもは、屈託のない本当にいい笑顔をしますよね。
学生時代は、箸がころがっても笑うと言われるように、
よく笑いますし。それを見るたび、
「私も、こんなふうに笑っていたのだろうなぁ…」
と思うのですが、今は、
引きつった笑顔になっているのではないか、とやや心配です(苦笑)
パイソシエーションが苦手になってきているのかな?

では、パイソシエーションとは、何かというと、
ケストラーという方がユーモアの分析から唱えたことで、
簡単にいうと、

「一つの思考基準(今自分が持っている観念、常識、概念など)に
 全く違う観念、常識、概念を取り込み、合体させる」

ことで、笑うというのは、このズレを楽しむこと、
敏感に反応する、ことだといわれています。
若い頃は、このパイソシエーションができやすいというわけですね。

年を重ねると、どうしても自分なりの、
観念、常識、概念、が出来上がってきて、それが強くなり、
違う観念、常識、概念を取り入れたり、それを楽しむことが、
できにくくなる、ということでしょうか。

せっかくこうして生きているのですから、
苦虫を潰したような顔ばかりしているより、
笑顔を増やして生きていきたいと思います。

意識して笑うと、このパイソシエーションも
柔軟にできるようになり、すると、笑うことも増えるし、
想像力も高まるようなので、どんどん笑っていきたいと思います。
仮に引きつっていても、
「あ、今は、引きつった笑い~」なんて、
そんなことも笑いとばしながら(笑)

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