■2016年11月29日の「今日のことば」■

「今日のことば」

記憶よりも記録に頼ろう

「エピングハウス忘却曲線」という有名な実験があります。
それによると、人はいったん記憶した内容を
２０分いないに４２％
２日後には　　６６％
６日後には　　７５％
忘れてしまうというのです。

たとえば、上司から指示を受けて、いったん覚えているつもりの内容も、
２０分経過すると半分近く忘れてしまうのです。
これは指示を出した上司の側に言えることです。
このような事実を知ると、記憶がいかにいい加減か、
そして「記憶よりも記録」に頼るべきかわかりますね。

聴き上手を徹底させていくには、ぜひ
記録をとるクセをつけましょう。
「たしかこうだったはず」とあいまいなやりとりをするよりも、
「こうです」と記憶したことを見せられるほうが
ずっと説得力があります。

		出典元	アドラー流一瞬で心をひらく聴き方
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	岩井 俊憲

まゆの感想

自分の記憶力は、思っている以上に、
あいまいかもしれませんね～

私の場合ですが、レストランや居酒屋で、
おいしい料理を食べて、それを自宅で再現してみようと思い、
どんな材料が使われていたか、どんな味だったかを、
思い出そうとするのですが、２～３日後になると
かなり曖昧な記憶になり、むずかしくなります。
１週間後では、再現チャレンジもできなくなります。

仮に、２日後くらいに再現にチャレンジすると、
なんとか再現に近いものはできます。
しかし、１回は再現チャレンジできても、
１ヶ月もたつと、「あれ、あの作り方どうだったけ？」
と、あやふやになり、それもできなくなります。

そんな経験もあり、大分前から、
そのときの料理の材料とか味をできるだけ詳細に、
ノートにつけるように心がけています。
すると何ヶ月たっても、再現（に近いものですが）できます。

このようなことは本を読んでも同じで、
本を読み、いいことばだなと思ったら、
最低限の情報だけは、メモしておくことにしています。

それでも、忘れますが（苦笑）
自分の記憶力だけに頼っているよりは、
はるかに忘れないし、思い出しやすいと思います。
もしも、自分が「記憶力悪いなぁ」「悪くなったなぁ」と、
思うようでしたら、記憶をつけることおすすめします～