■2015年02月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
相手が怒りをぶつけてきたときには、
相手の根底にある「一次感情」に目を向けてみましょう。 一次感情とは 「悲しい」「困惑」「不安」「焦り」「さしびさ」「心配」 などといったものです。 それに対して「怒り」は二次感情といわれています。 この怒りの根底に一次感情が潜んでいます。 つまり、一次感情が満たされないとき、 怒りの感情が湧いてくるのです。 相手の怒りをおさめるために謝ったり、 「ではこうしよう!」と解決提案する前に、 相手の根底にある感情に目を向け、 「つらかったね」と共感すること(心情理解)をしないと、 真の解決にいたらないこともあります。 これができないと、 「あなたは何もわかっていない!」と言われますし、 これができるようになると、相手はあなたに対して 「わかってくれた!」と信頼感を持つようになります。
まゆの感想
怒りの下には、
「悲しい」「困惑」「不安」「焦り」「さしびさ」「心配」などの 感情が潜んでいる… (三角形の頂点部分に「怒り」があり、 その底辺部分に、さまざまな真の感情が渦巻いている、 というイメージです) だから、その人の「怒り」だけを静めようとしても、 その下にある感情が満たされない限り、 その「怒り」は消えず、その時には消えても、 すぐにまた「怒り」がでてくる、ということです。 すぐにカッとなる、 すぐに怒る、 すぐに怒鳴ってしまう、 いつもイライラしている、 いつも暴力をふるってしまう、 いつもケンカになる、 今の自分がこうなら、その下に、 かまってもらえないさびしさ、 どうしていいかわからない困惑、焦り、 これからの不安、心配などの感情があるのかもしれません。 自分の気持ちを一度しっかりと見つめてみて、 一次感情を満たしてあげることも考えてみてくださいね。 また、傍らにいる方がそうなら、その方の根底に、 「悲しい」「困惑」「不安」「焦り」「さしびさ」「心配」 などの一次感情があるのかもしれませんから、 その感情に目を向けて、聞いてあげてくださいね。 提案やこうすればいいと解決策を示す前に… |
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