■2014年10月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
上手な説得には、「筋道」をしっかり立てて、
相手がよく理解できるように伝えることが不可欠です。 ひと言で言えば、「わかりやすく伝える」ことです。 まずは「ラベリング」です。 「ラベリング」とは、これから相手に伝える内容について、 ラベル(小見出し)をつけることです。 私たちは、新聞や雑誌を読む際に、本文からは読みません。 まずは、たとえば「○○政権崩壊」といった見出しを見て、 興味、関心をそそられたら本文を読んでいくという プロセスをたどります。 これをトークに取り入れるのです。(略) ラベリングは、練習次第で必ずうまくなっていきます。 「要するに?」「ひと言でいうと?」という言葉を、 自分自身になげかけてみることです。 自問自答することで、自分が話したい具体的な内容がまとまります。 まずは40文字くらいにまとめる練習をしてみて、 それをシャープにしていき30文字→20文字にしていくと いいでしょう。
まゆの感想
大切な話を伝えるために、
自分の話に小見出しをつけるとよい。 (30文字以内の小見出しをつけてみました(笑) 話がわかりやすくなりましたでしょうか?) あれも言いたい、これも伝えたい、 順を追って話したいし、気持ちもわかってほしい… この商品のよさを全部伝えたい… プレゼン内容を全部伝えたい… などなど、伝えたいことはおそらくいっぱいあると思いますが、 全部伝えようとしたら、伝えたい要素が多すぎて、 相手がわからなくなってしまいます。 するとこちらが、いちばん伝えたかったことが伝わらず、 相手がいちばんわかったことが伝わってしまいがちです。 誤解をうむこともありますしね。 「その中で、いちばん何を伝えたいんだろう? このポイントかな?それとも私の気持ち?それとも事実?」 要するにひと言でいうならなんだろう、どれだろう?」 と、伝えたい話の小見出しを頭の中で考え、それを最初に 伝えるようにすると、自分もすっきりとし話がまとまるし、 聞いている相手も、 「なるほど、そこをしっかりと聞けば良いのだな」 と、わかりポイントを外さず聞きやすくなります。 その上で、結論に導ければ、しっかりと伝わります。 仕事上で報告する場合は特に必要ですし、私生活で、 「結局何が言いたいの?」 「あなたの言いたいこと、よくわからない」 などと言われがちな方には、ぜひおすすめです。 ちゃんと伝えたいことがある場合は、特に。 |
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