■2014年09月03日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
相手を不快にさせないで「断る」方法/知人編
「イエス・バットの手法で断る。 断るときはしっかりと断らなければいけない。 相手に振り回される必要はない。 中途半端な断り方は、お互いの時間のロスになる。 実は、断ったとしても人間関係が悪化するなどの危険は、 さほど大きくないことが、心理学の研究でわかっている。 問題なのは「断った」ことではなく、 「断り方が悪かった」ことなのである。(略) 例えば厄介な依頼には、 「イエス・バットの手法」を使うとよい。 最初に「お誘いありがとうございます」 と肯定的な発言をして、相手に感謝の気持ちを伝える。 そして、「でも、せっかくなのですが」などと、 相手を立ててソフトな否定語を入れて、 「体調が悪い両親の世話で時間がありません」などと、 理由を述べる手法である。
まゆの感想
確かに「断り方が悪い」と、人間関係がぎくしゃくしますね。
こちらはやんわりと断ったつもりでも、相手には伝わってなかったり、 あまりにはっきり断ると角が立ったり、機嫌を悪くされたり… もし断って、人間関係がおかしくなるようなら、 断ったことより、「断り方」がどうだったかを 考えてみるといいかもしれませんね。 イエス・バット方式も試してみるといいかも。 また、仕事での断り方は「条件付き賛成話法」がいいそうです。 どんな話法かというと、相手のことを尊重しながら、 自分の言いたいことを伝える方法で、 たとえば、仕事などの依頼ならば、 「できません」と断るのではなく、 「金曜日までお時間をいただけたら、ぜひやらせていただきます」 など、基本的に受ける姿勢を見せて、相手の依頼に応えつつ 「自分の予定に照らし合わせて答える」というやり方だそうです。 つまり、基本的に協力したいという姿勢や気持ちを見せつつ、 今の自分の仕事量をさりげなくアピールして断るということですね。 こんな断り方は、もうご存じな方も多いと思いますが、 実際にはなかなか上手く断れないことも多いもの。 上手な「断り方」も身に付けていきたいものですね。 |
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