■2014年04月25日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
相手の話を聞いて内心「そんなことはないよ」と思っても、
「でも」「だって」「だから」、ついでに言えば、 「しかし」「それは(違う)」などのネガティブ接続詞は、 いったん飲み込みましょう。 「3D言葉」は、間接的に跳ね返ってあなたを 「ヘコませる」かもしれないのです。 もちろん、ミスや注意点を指摘しなければならない機会は、 往々にしてあるでしょう。 そういう場合でも、できれば相互に 信頼関係を維持できる形で意思疎通したいものです。 ならば、まずは「フンフン」と相手の言い分を聞いて、その後で、 「それはそうだが」「なるほどその通りだとして」というように 強い否定の形をとらずに相手に反論する、もしくは、 注意したほうがいいでしょう。 相手があなたの反論や注意で少し「ヘコんだ」ならば、 そのぶん回復力を最後に与えてあげるのも巧みな作戦です。 話しの最後に、「話してくれてありがとう」などと、 感謝の意を表してみましょう。 感謝は、「ヘコんでいる」状態からの回復剤としては、 もっとも有効なもののひとつです。
まゆの感想
人の話を「フンフン」と最後まで聞くのは、正直なところ、
「言うは易く行うは難し」です。 相手の言い分が、理不尽だとか、変だ、筋が通ってない、 と思う場合は、特に。 すると、すぐに3D言葉を使ってしまいがちです。 3D言葉とは、「でも」「だって」「だから」。 これを、相手の話の途中ですぐに使って反論したり、 正したり、相手をやりこめたりして、「ヘコます」と、 それはいずれ、コチラに跳ね返ってくることが多いそうです。 違う形をとることもあれば、直接的な反撃にあったりで。 その上、こちらの印象が、 「あの人は、人の話を聞いてくれない」 となり、悪い印象になってしまいがちだそうです。 黙って、相手の話に最後まで耳を傾けていると、 おや不思議、その後、思ってもいない方向の話しになり、 違った世界が広がったり、違った結論がでたり、 思いがけず同意できたりすることもあります。 3D言葉を使いたいのをグッと我慢して(大人ですしね) 相手の話を最後まで聞く力をつけていきましょう。 きっとその方が、得るものが大きいと思います。 |
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