ことば探し
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■2013年11月26日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
「ホントの自分」はこの6つでできている

1.気持ちを切り替える力…回復力
2.前向きな自分を保つ力…展望力
3.人と共感する力…社会的直感力
4.自分と向き合う力…自己認知力
5.まわりの空気を読む力…状況への感受性
6.一つのことに集中する力…集中力


これらは、自分の感情について考えてみたときに浮かぶものと、
ちょっと違っているかもしれません。
けれど、いい加減な観察によってではなく、
科学の力を集めて結論づけられたもので、
厳密に設計された実験に基づいています。

出典元 脳には、自分を変える「6つの力」がある
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 リチャード・J. デビッドソン (著), シャロン ベグリー (著)

まゆの感想
これは、「感情スタイル」といわれるもので、
人は、みんな異なる「感情スタイル」を持っていて、その組み合わせは
幾通りもあり、それがその人をつくっているということです。
例えば、ずっと家族と朝ケンカして、ずっとイライラしてしまう人は、
「回復力」が遅い部類の人で、この「回復力」が早い人もいれば、
遅い人もいるそうです。
また、こんな組み合わせでできているそうです。

○気まぐれな人…「注意力」が低く、「自己認識力」も低い
○忍耐強い人…「自己認識力」が高く、「状況への感受性」も高い
       状況が変われば様々なことが変わる、ことを知っている
○恥ずかしがり屋…「回復力」が遅く、「状況への感受性」も低い
       状況に敏感でないことで、内気、警戒心を拡大する
○心配症な人…「回復力」が遅く、後向きな「展望力」を持ち、
       「自己認識力」が高く、「注意力」が散漫
○楽観的な人…「回復力」が早く、前向きな「展望力」を持つ
○いつも不幸そうな人…「回復力」が遅く、ネガティブな「展望力」を
            を持っている。ネガティブな感情から、
            抜け出すことが苦手。

では、この「感情スタイル」を変えることができないのか、
というと、近年の脳研究で、脳には「可塑性(かそせい)」と
呼ばれる性質があって、構造的にも機能的にも、
ものすごい変化を遂げる力があることがわかってきたそうです。

つまり、物事を自分がどう見るか、どう考えるかで、
脳は変わってきて、それによって、自分の「感情スタイル」も変わる、
ことができるというのです。
もし、自分で「いやだなぁ、この性格」と思うところがあったら、
この6つに当てはめてみて、低いところを高めていくように、
考えていくようにするといいかもしれませんね。

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