■2012年07月10日の「今日のことば」■
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自分の話に注目してもらうには、それ以上の利益があると、
冒頭の15秒間に、相手に認めてもらわねばなりません。 その利益とは「情報の中身」です。 相手が15秒聞いて得したと思える情報を、 あなたが持っているかどうかで決まります。 最初の15秒は、いわば試食のようなものです。 客は試食によって吟味して、買い求めるかどうかを決めます。 話を聞くかどうかも、これとまったく同じです。 15秒の試食で、お買得な情報だと感じれば、 その後の話も、じっくりと腰を落ち着けて聞いてもらえるのです。 ですから、まずい試食品を出したら致命的です。 冒頭の15秒は、とりわけ相手が 満足できる情報を厳選すべきです。(略) ビジネスの現場でも事情は同じです。 顧客が聞いて得する情報から伝えることです。
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冒頭の
15秒で、自分の話に注目してもらう 15秒で、自分の想いを伝える、 15秒で、相手のメリットになることを伝える… 15秒で、自己紹介する 普段、私たちは、「冒頭の15秒」なんて意識もしないし、 15秒で何かを話そうなんて考えもしません。 そして、だらだらと話し始めてしまうことも多いものです。 しかし、この冒頭の15秒は、人の心を「つかむ」のに、 とても大切な時間だということです。 慣れていないので、たったの15秒で言いたいことを まとめようとすると、本当に迷うし考えますが、 その間に、自分の頭の中もすっきりとして、 言いたいこと、伝えたいことがはっきりしてきます。 そうなれば、相手にもその思いは、 すっきりと伝わるはずです。 注目してもらいとき、人に想い伝えるとき、 プレゼンするとき、まずは「冒頭の15秒」を意識して、 そこに注力するといいかもしれませんね。 その15秒で相手を引きつけてから、後の話をすると、 相手もきっと、興味を持って聞いてくれると思います。 |
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