■2012年07月11日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
![]()
あるとき、こんなやりとりがありました。
吉田アナ(私)「これで三振は10個目!ピッチャーの 好投が光りますね」 解説者 「いえ、違います。打者が大振りなんです」 このように、実況アナウンサーのコメントが解説者に全否定されると 番組はぶちこわしです。(略) できのよい解説者なら、次のように答えます。 解説者「そうですね!ただ、打者の大振りも目立ちます。 ピッチャーは打者の大振りに救われています」 これなら、放送上、何の違和感もありません。 しかも、内容面で先ほどのやりとりと変わりありません。 二つのやりとりの違いはただ一つ。 相手の立場を気づうかどうかという点だけなのです。(略) どんな相容れない意見の中にも、あなたが賛同できる部分が ほんの少しはあるはずです。 その部分に対して、多少の無理があっても、 「そうですね」とひと言つけ加えてください。
![]()
ちなにみこの解説者には、
二度と出演依頼がかからなかったそうです(笑) こちらのコメントを、即座にばっさりと否定されて、 そう言われちゃ身も蓋もないじゃない、終わりじゃない、 というようなとき、ありますよね。 「全然違うね、こうだね」とか「それは、君が間違っているね」 などと、入り口で全面否定されたりして。 そんなとき「言い方一つ」なのになぁと思います。 仮に、意見が違っていても、間違っていても、 「なるほどたしかに、そういう見方もできますね。 ただ、こういう見方もありますよね」 「なるほどそうですね、○○の部分はそうとも言えるね。 △△の部分については、ボクはこう思うけど」 などと、いったん相手の言うことを 「そうだね」「そうですね」と、受けてから、 自分の意見を言うこともできると思うし、そのほうが、 相手も傷つけず、会話も続いていくと思うのです。 自分の言ったことが、即座に全面否定されたら誰だって不快だし、 その後の会話がどうなっていくか、想像がつきます。 相手の言うことを即座に否定せず受け止めて聞いてこそ、次に、 自分の意見も否定せず聞いてもらえるのではないでしょうか。 |
![]() |
|