■2012年03月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
言い訳をする人は、まさしく状況説明から入る。
「自分には非がない」ということを相手に伝えるために 「そうなってしまった原因」を状況から固めていくのである。 例えば、資料を作成するのが遅れた場合。 「急な用事ができたので、先にそちらのほうに手を付けて しまいまして…」などと言い訳をする。 相手が知りたいのは、 「いつまでにできるか」と「どのくらい計画を変更しなければ ならないか」であって、言い訳を聞きたいわけではない。 また、緊急の用事ができたならもっと早く言ってほしい。 もし自分のチームメンバーであれば、先に頼んだ用事と その用事のどちらが緊急かを判断できるからだ。 遅れたこと自体に腹が立つよりも、言い方に腹が立つという 経験は、誰にもあるのではないだろうか。 言い訳から入るのも残念な習慣だ。
まゆの感想
言い訳をする人は、
「自分に非がないこと」を証明したいがために、 言い訳を言うようになり、言い訳から入るようになり、 言い訳を言わずにおれなくなり…すっかり癖になるそうです。 怖いですね… 確かに言い訳を言う人は、まずいことがあると 「だって、△△だったから…」と、必ず言い訳し、 こちらが、「ああ、またなのね」とあきれてしまう印象があります。 また、「すいませんでした、ごめんなさい」などという 素直な反省の言葉を聞くことはほぼなく、 「悪かったから、今日はおごるね」だとか、 「これからは、気をつけるね」などという、前向きな 今後についての言葉は聞いたことない、そんな印象もあります。 (私だけでしょうか) 自分のことを守るために、言い訳するのでしょうが、 その言い訳がかえって不愉快で、腹が立つこともたびたびで、 「ああ、またか…」と思うと、がっくりときてしまいます。 でも、知らずに自分も言い訳していることは多々あります。 自分が、言い訳ばかりしていないか、言い訳から入っていないか、 振り返ってみて、言い訳ばかりにならないようにしよう、 そう強く思ったしだいです。 |
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