■2012年02月29日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
《笑うことによる免疫学的効用の例》
【副腎皮質ホルモンの変化】 笑いによって、ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの コルチゾールの分泌が減り、ストレスが鎮まる 【セロトニンの活性】 神経伝達物質であるセロトニンは人間の攻撃性に関与し、 これが出ると元気になる。逆に不足すると、うつ病、 パニック障害、摂食障害などを起こしやすいとされている。 笑いは、このセロトニンの活性化を促す 【副交感神経の優位性が高まる】 笑うことで、副交感神経が優位に切り替えられ、安らぎや 安心感を感じて、ストレスが軽減される 【血糖値が下がる】 笑いにはインシュリンを分泌する遺伝子作用のスイッチを オンにして、血糖を正常化させる働きがある 【脳内麻薬物質が出る】 笑うことでドーパミンや、脳内モルヒネであるエンドルフィン、 エンケファリンがでる 【免疫能が高まる】 笑いで自律神経が頻繁に切り替えられると、脳への刺激となる。 扁桃体が恐怖ではないと認証すると、神経ペプチド (免疫能活性ホルモン)が全身に分泌される。 ナチュラルキラー(NK)細胞には、神経ペプチドの受容体が ある。このNK細胞は、毎日3000~5000個できる がん細胞を殺す作用がある。 笑いは、このNK細胞活性化に効果がある 【右脳活性】 笑うと情動をつかさどる右脳が活性化される
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