■2012年02月27日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
チョウは花にとまり、ハエは腐ったものに集まります。
人間関係の原理も同じです。チョウのような華麗な人材は、 花のような夢多き人のもとに集まるものです。 ある中小企業の社長が、 「うちは零細企業だから、人材が全く集まらないんですよ。 来るのは落ちこぼれ寸前のダメな奴ばかり。そんな連中を 見ていると、人を肯定的に見ろといってもできっこない」 と言ってました。 会社がダメなのは、ダメな奴ばかりしか集まらないから、 ダメ社員のせいだというわけです。 本当にそうなのでしょうか?では、なぜ 「見どころのある人材は来なくて、駄目な連中ばかり集まる」 のでしょうか? それは、見どころある人を引きつけるだけの魅力が 会社にないからです。 その魅力をつくりだすのは誰なのでしょうか。 「ダメな連中ばかりだから会社がうまくいかない」 と言っている、経営者自身の責任ではないのでしょうか? 一人一人を毎日注意深く見てみれば、 誰にも負けない何かを持っているはずです。 それが見えないあなたの目が問題なだけです。
まゆの感想
いつも従業員の働きぶりをぶつぶつと文句を言っている
経営者がいたとしたら、そんな経営者の下で働くのは辛いし、 面白くもないし、本気で働こうなどとはとても思えない。 だって、力をだしても見てくれないのだから。 認めてくれないのだから。 以前も書いたけれど、経営者、或いは、上に立つ人は、 「見ているつもりが、見られている」だと思う。 従業員や下にいる者は、経営者、上に立つ人の姿勢や言動を じっと見ていて、それに見合った分しか力をださないし出せない。 つまり、経営者、上に立つ人の力量分以上には、 育たない、やらない、ということでもあるように思う。 人は、自分の言っている言葉を引きつけるとよく聞きますが、 ぶつぶつ言っている人には、ぶつぶつ言う人が集まり、 ダメだダメだ言っている人には、ダメだと言う人が集まり、 お金がすべてと言っている人には、お金がすべての人が集まり、 いい人が集まってくれてありがたいと言う人のところには、 いい人材が集まってくる、そして、 魅力ある人を引きつけたかったら、自らがそうならなければ、 引きつけられない…ように思います。 |
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