■2012年02月01日の「今日のことば」■
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相手と価値観が違っても、その人の持っている情報が
ひとつの見方をして価値のあるものだとしたら、 その人の話をよく聞き、自分自身の感じ方にうまく当てはめて 生かしていくことが大切です。 つまり 「この情報は自分の価値観に対してはこのように置き換えて 受け止めよう」という考え方が必要なのです。 それがないと、相手と自分のギャップに苦しみ、 お互いがストレスを感じるだけで話がまったくまとまりません。 本を読む時も 「こう書いてあるけど、自分の価値観とは違う」ではなく、 「これを自分に当てはめるとしたら、どう受け止めて、 活用したらいいのか」という読み方をするべきです。 逆に、何でもかんでも人の言うことや本に書いてあることを うのみにして、自分本来の考え方を失うものいけません。 こだわりすぎず、生真面目すぎず、バランスを保って、 情報を活用しましょう。
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価値観が合わないと、
「どうせ話を聞いても無駄、話してもダメ」 「価値観が同じでないとやっていけない」 と否定しがちですが、 価値観が違っても、得るところ、感じるところがあれば、 素直に耳を傾け、受け止めるほうがいいようと思います。 全く価値観が違う人でも、話してみると、 「そのアイディアはすばらしい」 「なるほど、そんな見方、考え方もあるのか」 「ここは違うけど、この部分では意見が同じだ」 などということもあるからです。 育った環境、教育が違えば、伝え方も見方も考え方も、 もちろん、大切にしたいこと大切なことも違うでしょう。 だから、それぞれの持ってるバックを否定せず、 得るところは素直に受け入れ、いいところは認め、 必要なところ、役立つところは、自分なりに取り込んでいく、 そして活用していく、それが、自分の器を 大きくしていくことにもなると思うのです。 また、違う価値観、違う考え方、違う生き方がある、 という現実を受け入れていく方が生きやすいと思うのです。 なかなか難しいことですが、人それぞれの違いを受け入れていく、 そんなことが、人間関係に置いても大事なように思います。 |
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