■2011年10月14日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
唱道(しょうどう)の人多けれど、
行道(こうどう)の人少なし 達磨大師(禅宗の開祖)の言葉です。 立派なことをいう人は、世の中にたくさんいます。 しかし、言葉でいくらよいことを説いても、 行動が伴わなければ何も変わりません。 大切なことは、「いっている」ことを、 「やっている」ことにすることです。 同時に、「知っている」ことを、 「できる」ことにすることです。
まゆの感想
言っていることがいくら立派でも、正しくても、
行動が伴っていなければ、発した言葉に力はない。 言っていることを、言った本人がやっていなければ、 また、言っていることとやっていることが違えば、 行動を見ればすぐにわかるし、あるいはいずれ気がつくから、 誰もその言葉に耳をかさなくなる。 どんなに旗を振っても、誰も動かない。 また、知っているなら、活かしていきたい。 知っていることは活かしてこそ、意味がある。 やっていいことを知っているなら、それをしていきたい。 しかし…こうわかっていても実際には、 なかなか行動が伴わないことは多い。 例えば、何かしてもらったらすぐにお礼はしよう、 感謝を言葉にしよう、などということは 知ってもいるし、若い人に教えたりもする。 しかし、そんな当たり前であろうことさえも、 自分が実際にできているかというと、心がけてはいるものの、 なかなか思うようにできてはいないのが現実だ。 自分が平素、どんなことを他人に言っているか教えているか、 言った言葉と行動が伴っているか、実際にやっているか、 自分の言葉を意識し、振り返り、 「言うならやる」「言う前にやっている」 そんな人間になろうと思う。 |
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