■2011年05月13日の「今日のことば」■
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時に、私たちは自分に厳しいことがあります。
仕事や、恋愛でうまくいかなかった時に、 私たちは自分を責めてしまうことがあります。 「何で、もっと頑張らなかったんだろう、バカバカ私のバカ」 って感じです。 しかし、考えてみてください。 友人が彼氏に振られて落ち込んでいたとします。 そんな時にあなたが、 「何でもっと頑張らなかったの?バカバカ、あなたはバカよ」 といったとしたら、どうなりますか? たぶん友達は奈落の底にいくくらい落ち込むでしょう。 そして絶交されるかもしれません。 それくらいひどい言葉を 自分に向けて使っていることがあります。 ひどいことをいっていると感じないとしたら、 それはあまりにも自分を責めることをやり過ぎて、 麻ヒしてしまっているのでしょう。 お友達が落ち込んでいる時は、責めるのではなく、 優しくしてあげることが必要ですよね。 それと同じように私たちは自分が落ち込んだ時は、 自分を責めるのではなく自愛の心で、 自分に優しくしてあげることが必要なのです。 確実にこちらのほうが、 心のダメージの回復が早くなります。
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また、こうも言っています。
「携帯も充電ができれば、 電話もできるしメールもできるように、 心や体も充電できれば、いろんなことができます。 充電をするには、自分をいたわる心が必要です。 自分をいたわり、大切にできなければ、 自分に無理させてしまいます。 ですから、自分をいたわる心を持とうと思ってみましょう。 そして疲れた時は、心や、体を一休みさせてあげましょう」 自分を責め過ぎると、 ドツボからなかなか抜け出せなくなる、 それどころか、ドツボにますます落ち込んでいく そして、立ち直りがうんと遅くなる… そんなことになりがちです。 自分にも落ち度はあった、ここはよくなかったなどと、 反省するべきところは反省することは必要だけれど、 大切なことは、次の経験に生かすことで、落ち込んで 自分を嫌ったり、イヤになったりすることではないはず。 責め過ぎては、前に進めなくなります。 自分を責めるのもほどほどに…そして、 自分を励まし、優しいことばのひとつもかけて、 前に進むほうがいいように思います。 |
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