■2011年02月08日の「今日のことば」■
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昔、私が取材したあるメーカーの工場で、
ある部門は新しい生産システムが早く軌道に乗り、 別の部門ではなかなか先へすすまなかった。 その理由を探っていくと、先に軌道に乗った部門は 「今我々は、こんな努力をしています」という情報発信や、 どんな小さなことでも、「こんな変化が出てきました」 という情報発信をしていた。それが少しずつ 「こんな成果が生まれました」という情報発信につながった。 もう一つの部門は、同じように新しい生産システムを取り入れ ながら、時間に追われているのを理由に情報発信しなかった。(略) うまくいった部門は努力していることや、それによって、 好ましい行動が定着していることを部門外にアピールした。 そうすることで周囲の関心や応援を呼び込みやすくしたのだ。 周囲が見てくれる、ときどき激励してくれる。それがやる気の 充電になり、少しずつもう一つの部門との差が開いていった。
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この本では、このようなことは個人レベルことについても
いえることだといっています。 「認めてもらえないと思っている人は、どう取り組んできたかや、 それによってどんな結果が出ているかをちゃんと伝える手間を 惜しんでいる可能性がある。 上司や目上の人の後押しを受けて進んでいく人は、 やることをしっかりやっているだけではなく、 やっていることを伝えるのもうまい。 そういう行動を「上司に取りいるのがうまいやつだ」 などと、揶揄することもあるけれど、結果が伝わらなければ、 結果を出していないのと同じだ」 自分のしていること、したことについて、上手く情報発信が 出来る人は、アピール力があり周囲の協力も得られやすいと思う。 逆に、情報発信に抵抗があって、 「だまっていても見ていてくれるはず」とか、 あるいは、面倒くさがり、 「どうせ発信しても無駄、わかっちゃくれない」と 最初から諦めて情報発信をしない人もいる。 また、情報発信したくても、上手く出来ない人もいる。 しかし、自分のしていること、したことについて、 それが必要な情報発信なら、誰かの協力を得たいなら、 自分の言葉でいいから、していく努力はしたほうがいいと思う。 そうしていかなければ、あまりに伝わらないことが多いから。 伝えようとすれば、伝わることも多いと思うから。 |
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