■2009年05月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
あきらめたほうがいいのだが「あきらめきれない」
というときがある。おそらくはあきらめることで、 すべてが無に帰してしまうのが怖いのだ。 「いままで自分は、いったい何をしてきたんだ。 まだ、何の成果も上げていないじゃないか」 そういう気持ちになる。 何か形になるものを残せるまで、 あきらめられないように感じる。(略) しかし挫折であれ、手痛い失敗であれ、どのような体験も あなたにとっては「貴重な体験」であり「いい勉強」に なっていることを、忘れないでほしい。 「無」ということでは、けっしてないのだ。 それを糧にして、あきらめなければならないことは、 すんなりとあきらめて、また新しい人生の目標に 向かって歩んでいくほうがいいと思うのだ。 「あきらめる」とは、いってみれば、 部屋の空気を入れ替えることである。 窓を開けて、新鮮な空気を取り込もう。 よどんだ空気は外に出してしまおう。 そうやってゆっくりと深呼吸をすれば、 「よし、やってやるぞ」と新しいファイトもわいてくる。
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