■2007年10月28日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人とかかわることは、決して上手にしゃべったり、
その場を盛り上げることではありません。 あなたがテレビタレントになるつもりなら、 そうした能力は必要でしょう。 でも日常生活では、その場をおもしろおかしくさせることが できないからといって、おちこむことはありません。(略) 話しがうまくなくてもいいじゃないですか。 会話とは本来「心のふれあい」のはず。 会話を「だじゃれやお遊び」にすることを 羨ましがることなんて、ないのではありませんか? もう一度、会話の本質について思い巡らしてみてください。
まゆの感想
この本では、こう言っています。
「テンポよくはずむ会話を羨ましく感じるのは、 テレビの影響だと思います。そうした反射神経だけの会話、 ただおもしろく一時的に盛り上がる会話の中には、 真実がないことがほとんど、といってもいいでしょう」 昨今は、その場をテンポよくただ盛り上げる会話とか、 浅くて軽い会話が好まれ、 会話そのものがゲーム化しているように感じる。 私などは、そんな会話をされると、ついていくのも疲れるし、 表面的に笑っても、そんな会話ではとても楽しめない。 表面的な会話ほど、疲れるものはないと思っている。 会話は、じっくり聴いて、じっくりと深く話した方が、 自分のためにもなり、楽しめる。 もちろん、会話の仕方は人それぞれだから、 好きな会話の仕方を選んでいいのだが、 無理に合わせてつまらない思いをするなら、 自分と本当に合う人を探した方がいいように思う。 自分の会話スタイルに合う人は、いると思うし、 心ない会話をするより、心がふれあえる会話の方が、 元気をもらえ、自分のためになると思う。 |
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