■2007年05月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
普通、人間は「現実の自分」と
「本当の自分」の距離で悩み、苦しむものだ。 「本当の自分」というのは、 「理想の自分」「目標としての自分」「正しい自分」 といってもいい。 そうなりたい自分、かくあるべき自分だ。 その自分になろうとして、現実の自分を反省し、 現実の自分を導こうとして、いろいろ思考錯誤する。 それが人間だ。 「正しい自分」が「現実の自分」を、 できるだけ客観的に捉え、そしていろいろと努力しようとする。 どうすればいいか模索する。 これがない人はタイヘンだ。 自分の行いを、もうひとりの自分がいて、 真偽・善悪・美醜を判断する、 そういう「もうひとりの自分」がない人間は、 これは人間として通用しない。
【まゆ】 女性 歳 2007年05月07日13時25分
月のランプさん、こんにちは。 「もうひとりの自分」は、大切なんですよね。 自分を客観視するためにも。 その存在が苦しさももたらすけれど… でも、これでこそ、ひとりの人間として、 自分を律していけるのだと思います。 しかし、現在では、 この「もうひとりの自分」がない人が、 目立ってきているとか… 【月のランプ】 女性 34歳 2007年05月07日10時23分
なるほどー。『理想の自分』というのは、あるけど、高すぎたり、それと比べてへこんだりばかりするので、こんな自分がなんとかならないのかしら!と、嫌になることが多かったのですが、「それがなければ人間として通用しない」って、なんか、目からウロコでした。ありがとうございます。 |
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