■2007年04月18日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
相手を今日中に絶対に説得しなければならない…
不用意な発言で傷付けてしまった相手の心をやわらげたい… 「うるさい相手」を黙らせたい… 私たちの毎日は、このような“小さなピンチ”の 連続だと言っていい。 そして、このピンチを脱出できるかどうかは、 ほとんどの場合、あなたが何を話し、 どんな言葉を使うかによって決まってしまうのだ。 すんなりと切り抜けられることもあるだろうし、 逆に言葉の対応のまずさが、あなたの人間関係、仕事にとって、 “とんでもない致命傷”になってしまうこともある。 極端な言い方をすれば、「人づきあいが上手な人」 「仕事をそつなくこなす人」「異性から好かれる人」 というのは、このような“ピンチ”に立たされたときに、 「言葉の使い方が上手な人」である、と言えるかもしれない。
まゆの感想
この本の中には、人間関係で“ピンチ”に陥ったとき、
言葉によって切り抜けるためのテクニックが書いてある。 その中の1つに 「相手にものを頼むとき、まず、どう切り出すべきか」 というのが書いてあるが、こんなことであった。 簡単に書いてみると、実験で、 まず最初に、小さなことを電話で頼む。例えば、 「ある本に載せるために、あなたの家の家庭品について いくつかの質問に答えてほしい」とお願いして、 了解を得たら、「どんな石けんを使っているか」などと、 簡単に答えられる質問状を送り、答えてもらう。 そして、次に、 「実は、さらに調査を拡大することになり、お宅の現状を 知りたいので、2時間ほど、あらゆる家庭用品をみせてほしい。 その際、スタッフに、戸棚、冷蔵庫、倉庫、押し入れなども、 見せてください」というような、かなりぶしつけな依頼をする。 その結果はこんなふうだったそうだ。 最初に、簡単な質問に答えてくれた主婦は、 52.8%の人が、ぶしつけな依頼にも応じてくれたそうだ。 ところが、最初の簡単な依頼電話をしなかった場合には、 (いきなりぶしつけな依頼をした場合) 22.2%しか、応じてくれなかったそうだ。 つまり、人にものを頼むときには、 「まず、小さなことから頼むと成功率が上がる」 ということが証明されたそうだ。 (他の実験でも、証明されてるらしい) 今日は、本の紹介みたいになってしまいましたが、 こんな、小さなコツをいくつか知っていれば、 人間関係が少しは上手になれるかも…しれませんね。 |
|