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出典名: | 目に見えないけれど大切なもの |
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おすすめ度: | ※おすすめ度について | ||
本のカテゴリ: | 人生・生き方 | ||
副題: | あなたの心に安らぎと強さを | ||
著者: | 渡辺和子 | ||
訳者: | |||
出版社: | PHP研究所 | ||
本の内容: | 考えさせられる、とてもいい本です。 人生を見つめ直す時、疲れた時、迷っている時におすすめです。 何度読んでも、気づきがあり、何かが本当に大切かを思い出す ことができます。 著者は、シスターでもあり、ノートルダム清心学園の大学学長も された方で、きびしい中にも、やさしさにあふれています。 その著者が、自分のことを振り返ってこう言っています。 「若い時、劣等感を強く持っていて、自分をよく見せよう 見せようとしていた私に、 「あなたは、そのままで宝石だ」と言ってくれた人がいた。 人間の価値は、他人と比べてのそれではなく、 かけがえのない一人としての不動のものであることに 気づかせてくれた人だった。 この言葉を聞いてからというもの、“どうでもいい自分”が “どうでもよくない自分”に変わったから不思議である。 それまで、自分は単なる石ころに過ぎないと思っていた私は、 その人の期待を裏切るまい、と思った。 そのために私は、宝石になろうと努力し始めた。 大切なのは、宝石に見せかけることではなくて、 宝石になる努力を惜しまないことだと知ったのだった」 1つ1つのお話に、キチンとしたメッセージがあり、 わかりやすく、心にしみてきます。 本当におすすめの一冊です。 |
■この本から紹介している「今日のことば」■
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
許すということは、損をすることなのかも知れないと思う。 だから、難しいのだ。(略) 貰えるは | こちらが、傷ついているのに、不快な思いをしたのに、 なぜ、許さねば | 2009-12-29 |
(著者が、アメリカの東海岸で修練期を過ごしていた時のこと) ある日こと、草むしりをしている私た | 渡辺さんの本が好きで、学ぶところも多いので、 機会ある事に、何度も | 2009-10-15 |
私たちは、 愛する者を持っていない淋しさも味わいますが、 反対に、愛する者を持ってしまったがゆえ | このところ、渡辺さんの本を読み返している。 私にとって、渡辺さんの | 2009-09-24 |
誰にでも他人言えない悲しみや苦しみがあるのだ、 そういうものを抱えて生きているのだと思う時、 私 | あの人も、この人も、その人も… 嬉しそうに笑っていて幸せそうな人も | 2009-09-22 |
韓国には、 「行く言葉が美しい時、返る言葉も美しい」 ということわざがあると教えられたことがある | 「行く言葉が美しい時、返る言葉も美しい」 ということは、 「行く言葉 | 2009-08-07 |
思いやりというものは、強いものが弱いものに、 持てるものが、持たざるものに、 つまり上から下に施 | この本の中にこんな話が載っています。 「(自動ドアは便利だが)他方 | 2009-08-04 |
たいせつなのは 宝石に見せかけることはなくて、 宝石になる努力を惜しまないことだ。 | 以前も書いたが、私は、勝手ながら、 著者の渡辺和子さんを第2の母と | 2007-09-02 |
自分でさえ、汚い、みにくいと嫌い、 隠していた傷口を「見せてごらん」と 自分の手にとり、 くす | 私は、ことばのストックを いくつか持っていて、 その日の出来事、気分 | 2005-10-02 |
心に一点の曇りのない日など、 一生のうちに数えるほどしかないのだ。 心の中が何となくモヤモヤ | 不機嫌な顔をして過ごせば、 一日中不機嫌オーラを周りにまき散らす。 | 2005-09-11 |
時間が、どうしようもなく 過ぎた後に、 “老い”だけが残るというような 生き方はしたく | かなり“ガツン”ときたことばでした。 この本では、もう一つことばを | 2005-06-14 |