ことば探し
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■2025年01月26日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。

(ぎおんしょうじゃのかねのこえ、
 しょぎょうむじょうのひびきあり)

沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす。

(さらそうじゅのはなのいろ、
 じょうしゃひっすいのことわりをあらわす)

奢れる人も久しからず、
ただ春の夜の夢のごとし。

(おごれるひともひさしからず、
 ただはるのよのゆめのごとし)

猛き者も遂には滅びぬ、
ひとえに風の前の塵に同じ。

(たけきものもついにはほろびぬ、
 ひとえにかぜのまえのちりにおなじ)


出典元 別冊NHK100分de名著 集中講義 平家物語
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 安田 登

まゆの感想
昨年に引き続き、このところの
大物といわれる芸能人の突然の引退や
その人たちをとり巻くテレビ局の内情、
対処の失態などの報道や情報を
見聞きすると、「平家物語」冒頭の
この一節が頭に浮かんできます。

平家物語や言葉の意味は、
「祇園精舎の鐘の声」
をみてみてください。

長い間、地位や名誉、名声、お金、権力を持ち、
カリスマだ、○○帝王、神だのと持ち上げられ、
それらがもたらす、あまりに大きい魅力に冒され、
快感に溺れ、流され、いろいろな感覚が麻痺し、
次第に自分は超特別で、なんでも思い通りになる、
なんでも思い通りにする、と思っていくのでしょうか。
その中で、倫理観もうすれ、人をモノ扱いしても、
それが当然のこととなる、平気になる…
しかしながらそれがいつか、それが
自分の身に降りかかってくる…
という感じなのでしょうか。

学生の頃、暗記させられた古典の一節ですが、
今も強く心に響いてくる言葉です。

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