■2024年06月07日の「今日のことば」■
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![]() 停滞感は「踊り場」なのだとわかった。 踊り場とはその名の通り、階段と階段をつなぐ 平らになっている場所のことだ。 下りるわけでも上るわけでもない、 フラットな場所、合間の場所だ。 階段に踊り場は不可欠だ。 これがなければ構造はとても危ういし、 高くつくれない。それと同じで、 私たちの人生にも本体(人間)そのものを 強くするための構造が必要ではないか。 それが「踊り場の時期」であり、 「停滞期」なのだ。 どんな苦しいことも、 一時的なものにすぎない。 「人生ずっと下り坂」なんてあり得ず、 必ず上がるときはくる。 こうした時期をやり過ごせば、再び、 目の前に階段(動き)が現れる。(略) たとえ先が見えない状況にあっても、 これが「踊り場の時期」だと知っていたら、 心に余裕が生まれないだろうか。 今、あなたが「踊り場の時期」にいるのなら、 それは新しい世界の際にいるということ。 「踊り場の時期」はギフトでもある。
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安藤さんは、誰の人生にも
「踊り場」はあり、それは、その先に 進むためのいったん止まれの合図であり、 人生からのギフトだと言っています。 私もそう思います。 階段を登っていて、踊り場で一息つくと、 「さ、また登ろう」と思えるし、 踊り場があるからこそ、仮に階段でつまずき、 落ちてしまっても、踊り場が受け止めてくれ、 それ以上、下に落ちるのを防いでくれます。 停滞期にいる(踊り場にいる)と、 周りがどんどん階段をさっそうと登っていくように見え、 焦りが出たり、不安になることもありますが、 でもそれは、おそらくいったん止まれの 人生からのギフトであるサイン。 そこでひと休憩し、自分を見つめ直し、 周りをゆっくり見渡し、自分の進むべき道を 新たにするために必要なのではないでしょうか。 |
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