■2024年04月18日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
僕たちはしばしば、 世間の批判や評判を気にするあまり 「これくらいなら正解に近いだろう」 「これくらいなら批判されないだろう」 という「枠」を気が付かないうちに つくってしまいます。 これからは、そうした「枠」から 積極的にはみだしていけるゆるさが 必要になるのではないかと思います。 しかしそれは「枠なんか全く気にしない」 という態度を取ることではなく 「枠」の存在は客観的に認識しつつ、 その上ではみだしていくということです。 法律や普遍的モラルといった、 やはりはみだすべきではない、あるいは、 はみだすとしても慎重にそうすべき 「枠」は存在します。 一方で「なんとなく決まっている」だけの 価値観や「これまでそうだった」というだけの 過去の常識など、はみだしても本質的には 問題がない「枠」もたくさんあります。 この違いを冷静に理解しつつ、 必要に応じて「枠」からはみ出していく 「かしこい脱力」も大切です。 非常識であることは、違法であることとは違い、 「枠」からはみでることは「悪」ではありません。
まゆの感想
さらに、若新さんは、
「「枠」からはみだそうとする行為や表現に 対してはさまざまな意見や批判が生まれるでしょうが その「評価」に一喜一憂するのではなく、 自分のアクションに対する「反応」をしっかりと 受け取り、それを楽しむことが大切です。 すべての人たちに受け入れられなくても、 一部の人にしっかり理解してもらい、 深く共感してもらえばいいのです」 と言っています。 私は、3年前から都心から地方へと 拠点を移しましたが、何をするにしても、 この地域の「枠」にぶつかります。 そのたびに、私には??で、 「それはどういうことですか? だったら、こうしてもいいのではないですか?」 などと提案したりしますが、なかなか 思ったようにはわかってはもらえません。 その「枠」は 「ああ、なるほど、そういうことか」 と納得できることもあれば、 「え、変な習慣」などと、 どうでもよいことだったりします。 まだまだその「枠」から離れたり、 はずれることを楽しめるゆとりはないですが、 ゆるくはみだしていきたいと張り切っています。 |
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