■2024年03月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
自分が知らないことに遭遇したとき、 「わかりません」と言えなくて、ついつい 知ったかぶりをしてしまうことって ありますよね。 特に相手から 「知っていることが常識」のような 言い方をされた場合に「知らない」と 言うのは勇気がいることです。 誰だってばかな人だと 思われたくないですから。 けれど本当は見栄なんて捨てて、 知らないことは知らないと 言ってしまったほうが、 断然、得ですよね。 知っているふりをしてかみ合わないまま 会話を終えるより、 「わからないので、教えてください」 と言える人のほうが、 「この人は素直だな」と、逆によく 思われますし、知らないままだった情報が、 自分の知識になったりするのですから。
まゆの感想
和田さんは、こう言っています。
「本当に人間力の高い人は、 相手が自分より地位が低くても、 年下でも関係なく、謙虚に 「教えてください」と 言える人だと思います。 ときにそれが自分の知っていることでも、 相手が自信を持って楽しそうに話しているなら、 「へえ、すごいね」と言えたりするのです。 そういう人は、人が 「自分の知っていることを誰かに教える」 ことによって自尊心がアップして、 自信をつけることを知っているのです」 知ってるふりや知ったかぶりすると、 決して得にはならないし、むしろ 損することが多いと実感しています。 恥をかくことも、あとで、 墓穴を掘ることも多々あります。 誰にでも知らないことはあるのだから、 知らないことは、素直に、 「知らないので、教えてください」 「このことについては、わかりません」 と言うほうが自然だし、そのほうが 相手とのコミュニケーションも うまくいくように思います。 でも…つまらない見栄や 変なプライドが邪魔すると、 なかなか言えないですよね… |
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