■2023年12月21日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
私たちは「モノが散らかっている」 「モノをためこんでいる」と、 ついモノに焦点を当てがちです。 モノを目の前にしたとき、 「必要か」ではなく、 「使えるか」という視点で 取捨選択をしてしまいます。 そして、 「うん、まだ使える」 「せっかくだから」 「もったいないから」と、 モノをキープする行動をとるのです(略) 私たちは、モノの居場所づくりには熱心で、 モノにどんどん自分の居場所を 明け渡していく不思議な生き物です。 そんな空間に住む家族は、時に 息苦しいほどのバトルを繰り広げます。 あるいは、時に息がつまるほどの沈黙を。 そこで、断捨離によって 空間がよみがえり清々しくなると、 そう、閉塞空間、窒息空間から 呼吸空間へと変わっていくにつれ、 そのバトルや沈黙も終息していきます。 それはもう見事なほど。
まゆの感想
やましたさんが提唱する断捨離とは、
断/なだれこむモノを「断」つ 捨/いらないモノを「捨」てる 離/「断」と「捨」をくり返し、 モノへの執着から「離」れる ということなのですが、 そうそう、モノは増やすのは簡単で、 処分するのはなかなか厄介なものですよね。 あれこれ思いはあるし、今は、 捨てるにもお金がかかりますしね。 そしていつの間にか、モノに、 自分や家族の居場所や空間を乗っ取られて、 不便だったり、不衛生だったり、 ああ、なんとかしたいとイライラしつつ、 暮らていたりしがちです。 ここから抜け出すには、まず 現状認識(現状をありのままに見ること) が不可欠で、次の3つの状態のどれかを 認識することが大事だそうです。 散らかり/現在使っているモノが 空間に散らばっている状況 モノあふれ/収納すべきモノが収納に収まらず、 放置されている状況 ためこみ/モノあふれが長期間続くことで、 モノが積み重なりたまっていった状況 以前、我が家は「散らかり」でした。 あるとき違う本で、 「片付けることは、元の場所にしまうこと」 ということを知り、モノを購入するときは、 しまう場所を確保してからにしました。 しまう場所を確保するには、その前に、 しまえる空間をつくる必要があり、 大分前に大断捨離をしました。 (引っ越しもしたので) すると、モノが散らかっても、 そのモノをしまう場所にしまうと、 片付くことに気がつきました。 そうか、片付けるってこういうことか、 と実感しました(笑) それ以降、モノに、我が家全体を、 自分の居場所や心地良さや呼吸を 乗っ取られないようにし続けないとな、 とこまめな断捨離実行しています。 |
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