■2023年05月15日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
以前、私が相談を受けた ジャーナリストの男性とオンラインで 打合せをしたときのことです。 なんと、相手の背景に UFOキャッチャーでとってきたような ぬいぐるみがずらりと並んでいたのです。 しかも年齢はすでに50代。さすがに、 「ジャナーリストという肩書きで、 これからメディアにどんどんでたいと 思っているならそのぬいぐるみを 打合せのときに相手の見える場所に 並べておくのは印象戦略として問題があります」 とお伝えしました。 ジャーナリストに政治や経済コメントを 求めようと思ったのに、当の本人がぬいぐるみに 囲まれた部屋で世界情勢を語っていたら、 どう感じますか? そのコメントに信憑性を持てるでしょうか? 背景のぬいぐるみにばかり目が行って、 どんな良いコメントをしたところで相手の 耳に残らないのではないでしょうか。 もちろん、好きなぬいぐるみを 集めるのは個人の自由です。 ただし、ビジネスの場として考えたときは、 仕事と関係のないプライベートの趣味が 画面に映り込むことは 「邪魔な情報」でしかありません。(略) 相手が何を見て、 どう感じるかは相手次第です。 だからこそ、プライベートなものは、 できるだけ見せない方が賢明なのです。
まゆの感想
オンラインで仕事をするときには、
映り込む背景や映り込んだ情報に 「細心の注意を払う必要がある」 と乳原さんは言います。 たとえば背景に、家族や恋人の写真、 賞状や盾、趣味の本や雑誌、 趣味のモノが飾ってあったり、 部屋が片づいていないなどの乱雑さが見えたり、 入り切らない服が部屋にかかっている、 化粧品などが並んだ鏡台が見えてしまう、 冷蔵庫にマグネットで請求書やメモが いっぱいに貼られている、などなど 生活感が見えてしまうと、生活環境、 趣味、思考、思想が漏れ出してしまうので、 背景に気を配ることが大切だということです。 そんな細かいところは見ていないだろうと 油断していると、映るものをみて、 相手のことを無意識で想像し、相手の プライベートを観察しがちだそうです。 (相手の背景って見てしまいますよね、 違う人が発言しているときなど、つい) 「何気なくなく映る背景の情報も、 あなたの人格を表すもの」 ということになり、その結果、 仮に片付いてない部屋だと、 「手入れがなされてないだらしない人」= 「仕事ができない人」などという イメージを持たれることもあるとか。 また、相手に余計な情報を与えてしまい、 足下をみられてしまう、 家族の情報が漏れてしまう、 隠していた趣味がバレたりするので、 予想外のトラブルや誤解を受けないように 不必要な情報は、できるだけ見せないようにし、 情報を漏らさないようにした方がよい、 ということです。 オンライン画面に映るものすべてが、 その人の情報となり、良いも悪いも、 見えてしまいますから、 オンラインの会議などは、私も気を使います。 しかも録画もできるし、ね(ため息) あまり好きではないので断ることが多いですが、 これからは、そうも行かなくなるので、 細心の注意を払うようにしています。 |
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