■2023年05月08日の「今日のことば」■

「今日のことば」

「人間関係を構築することに慣れていない人たち」
は、大きく２つのタイプに分けられます。

一つは、
限られたコミュニケーションの
仕方しか知らない「村社会的な人たち」
彼らはＳＮＳのようなバーチャルな
人間関係になじみがなく、そうした「場所」
でも自己流のコミュニケーションで
通そうとしてしまいます。

もう一つは、
「ＳＮＳに慣れすぎてしまった人たち」
彼らは、カジュアルなアプローチができても、
バーチャルからリアルへうまく回路を
つなげられない。（略）

現在のＳＮＳ環境下では、
リアルとＳＮＳをうまく絡めて
コミュニケーションができている人は、
ものすごくプラスになっていて間違いなく
人生が豊かなものになっていると思うのです。

そして、どちらか一方しか知らない、
どちらもうまくいかない人は、
そのチャンスを逃しています。

		出典元	ゆるいつながり　協調性ではなく、共感性でつながる時代
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	本田直之

まゆの感想

例えば「村社会的な人たち」は、
地元や会社、学校といった狭い中だけで
コミュニケーションをとっていて、
異質な発言や行動をしてしまうと、
仲間はずれにしたり、その中での、
イベントや飲み会に参加するかしないか、
などを重要視しがちだそうです。

また、縦社会のつながりを重要視し、
新しいこと、外部からの新参者も
簡単に受け入れず「出る杭は打つ」と
いうような傾向もあるそうです。
そして、その中から排除されることを
極端に恐れる傾向もあるそうです。

一方「ＳＮＳに慣れすぎてしまった人たち」は、
ずっとＳＮＳで相手をフォローしていると、
相手は自分を知っているはずがないのに、
自分の方は「知り合い」のようなつもりになり
あまりに気軽に相手にアプローチしたり、
「こちらがフォローしているのだから、
　そちらもフォローして当然」と強要したり、
相手との距離感がとりづらいということです。

また、ＳＮＳに慣れすぎて、
それが当然となり、リアルな場面での
コミュニケーションのとり方がわからない、
そんな人たちも増えているということです。

そうですね…
現実社会では、村社会はあるし、
ネット格差もあると感じます。
これからのコミュニケーションは、
相手にコミュニケーション方法に合わせつつ、
こちらも相手も気楽で負担がないほうがよい、
ゆるいつながりがいいなと思いました。
あんまりガチガチだとね、いやになりますもん。